NPO法人 沖縄パーマカルチャーネットワーク | OPeN | Okinawa Permaculture Network

コミュニティで暮らす

コミュニティで暮らす

多くの国で、そしてこの国でも長い間狭い地域の中で集落をつくって住み、血縁家族で3世代、4世代にわたり大家族で一緒に暮らして来ました。それはたかだか3世代~4世代前までのことです。文明がそれほど高度に発達していない時代ではこれが自然だったのでしょう。そうするメリットも沢山あったし、家族が一緒にやらなければ生きて行けなかった時代が長く続いて来ました。また一方で、地域や家族の和を保つ為にやれない事や、我慢することも多かったのでしょうが、ここには「支え合い」のコミュニティがありました。

ところが18世紀にヨーロッパで産業革命が起こり、20世紀になると世界中に工業化(近代化)が普及し、大量生産・大量消費の時代になって物は増え、人は新たに働く場を得、資本主義経済の発展と共にお金があれば必要なものは何でも手に入るようになりました。これは大家族でなくても、自分達のやりたい暮らしが実現することを意味します。

ある意味で窮屈な地域社会を離れ、最小単位である親子だけの核家族化が進んでまいりました。多くの方が望んだ憧れのマイホームだったのですが、それは意外と長持ちしない家族形態だったのです。

パソコンの普及により外界の情報が多く入って来る時代になり、気付いてみると今では核家族も齟齬を来し始め、孤食、家庭内別居や単身世帯が増加しているのです。若者に限らずお年寄りもそして中年の人達も単身者が増えています。この現象は携帯電話やスマホの普及と一致していて、個人主義から孤人主義にひとっ跳びに移行しているのかも知れません。このような家族やほかのひととの繋がりの無い現象を「無縁社会」と呼んでいます。

人は「ひとと共に」生きてこそ豊かな人生を送れるのに、ひととの縁を避け、情報と物のみが溢れかえる世界にどんどん突き進んで行っているようです。 このままで本当にいいのでしょうか。

私達は「パーマカルチャー」をベースに、本物の豊かさや本当の歓びを求め願い、次の提案をしようと思います。

マインド(心)

地球への思いやり(生態学的)
人々への思いやり(やさしい社会)
余剰物の分配 (独占しない)

日々の営みとして

食料の自給
エネルギーの自給
コミュニティの構築
共に起業

暮らしの形態はその人の志向に合わせて、代表的な次の2例を挙げてみましょう。

【コウ・ハウジング】=町・都市(アーバン)に暮らす
【エコビレッジ】=田舎(カントリー)に暮らす

以上のコンセプトを含みながら、現実にはその場所や集まる方達の意向により様々な形がとられるであろう。実情に合わせながらコミュニティで暮らせる「住みよい楽しい社会」づくりをやって行こう。 このようなことが出来るのも依存しない、他のせいにしない「自立した人」の集まりだからだ。

その為には、誰でも出来ることだが、「腹の立たない人になる」ことである。